毛穴の汚れがニキビの原因に！？効果的な洗顔法

 

毛穴の汚れの原因は洗い流されなかった皮脂などが主であり、

汚れが溜まると毛穴が黒ずんでいるように見えるだけでなく、

毛穴を塞ぐことで皮膚の炎症の原因にもなります。

これが大人ニキビの原因になることもありますので、

正しい洗顔方法を学び、毛穴をキレイに保ちましょう。

毛穴の汚れが溜まってしまうメカニズムや、毛穴ケアの方法を紹介します。

 

 

毛穴の汚れが溜まって、ニキビになってしまう理由

 

毛穴の汚れはその多くが皮脂によるものです。

皮脂とは肌の表面である角層が剥がれた角質、と呼ばれる老廃物と、

肌の皮脂腺から分泌された油分が混ざった塊になると、それが毛穴に詰まってしまうことがあります。

酸化した皮脂は黒ずんで見た目が悪くなってしまうだけではなく、

皮脂によって塞がれてしまった毛穴の中で細菌が繁殖してしまい炎症を引き起こすことになります。

肌にはそもそも細菌が多数住み着いていますが、これらの細菌の多くは

空気がある環境でも生きられるものの、より活発になるのは空気のない環境です。

皮脂によって塞がってしまった毛穴の中は空気との接触のない環境になり、

適度に湿っており体温のため温かい細菌の繁殖にはもってこいの場所になります。

そのため、本来悪さをしないはずの細菌が急激に増殖して

炎症を引き起こしたり、大人ニキビの原因になることもあるのです。

毛穴が塞がらないように日頃から洗顔をしっかり行って毛穴のケアに取り組みましょう。

 

 

正しい洗顔の方法のコツは

 

洗顔で角質を取り除くためには、肌の角質や

皮脂を除去する効果のある洗顔料を使用するのが最適です。

例えば肌の角質を柔らかくする、とか角質を吸着させて除去する、

という機能があると効率的に角質をオフすることが出来ます。

近年はスクラブのように物理的にも汚れを掻き出しながら、

肌の質を整える有効成分をしっかり効かせられるパウダー洗顔料も人気です。

パウダー洗顔料は非常に洗顔力も高いので、肌の傷に気をつけるだけではなく

使用後にスキンケアも欠かさずに行いましょう。

洗顔フォームで洗顔をする場合のコツは、しっかりとまず肌をお湯で濡らすことです。

濡らすことで肌へのフォーム吸着がしやすくなるだけではなく

温めることで毛穴が緩んで広がり、汚れを掻き出しやすくなる効果が期待できます。

また、角質に水分を含ませることで角質も浮き上がりやすくなります。

洗顔フォームはふんわりときめ細かい泡にするのが理想的なので、

泡立て用のネットを使用することも良いかもしれません。

そんなフワフワの泡を潰さないように肌の上に乗せ、洗顔を優しく行います。

泡が毛穴に入ることによって角質を掻き出すので、

泡が潰れると角質を上手く掻き出せなくなってしまいます。

その後、お湯で泡をしっかり洗い流すことで洗顔が終了します。

また、お湯の温度についてですが、36℃のぬるま湯が理想とされています。

また、汚れをしっかりと落としたいからと熱すぎるお湯もNGです。

人肌に近い、36℃のぬるま湯で洗い流しましょう。

この際も、洗い流すために皮膚を擦ると折角作った泡を潰してしまいかねませんので、

優しく流すことを心掛けましょう。

 

 

■毛穴ケアのNG行為

 

貼って剥がすタイプのパックは毛穴汚れがゴッソリ取れますが、

その分毛穴やお肌へのダメージも大きく、さらに、正常な角質までも取ってしまっているかもしれません。

その結果お肌を守ろうとさらに皮脂が出てしまい、毛穴が詰まってしまうという悪循環になりかねません。

また、指で角栓を押し出すというのも同じようにNG行為です。

 

■正しい毛穴ケア

 

1.蒸しタオルで一度温め、毛穴を開きます。

2.その後オイルクレンジングで汚れを落とします。

3.そして最後に冷たいコットンで冷やす。

 

以上が正しい毛穴ケアの流れです。

 

 

まとめ　毛穴の汚れを予防するなら毎日の洗顔と保湿

 

大人ニキビの原因にもなる毛穴に溜まった皮脂などの汚れは、毎日の洗顔でオフしていくことが何よりも重要です。

加えて、そもそも大量に皮脂が生じてしまうような肌の環境をやめる、

ということも大切であり、日々乾燥に気を付けながらスキンケアをしていきましょう。

コツがつかめれば、キレイな肌質をずっと保てるようになるはずです。